こんにちは、石原聖子です。
よくスピリチュアルの世界では「相手のことを許しましょう」と言われています。
許しは最大の癒しであり、愛です。
それは本当です。
ですが、許せない相手を無理矢理許しても、許しというエネルギーには到達しません。
だったら、許さなければならないと意固地にならないで、いっそ「今は許さない」と決めてしまうのはどうでしょうか？
あんまりヒーリングやスピリチュアル従事者が、こういうこと言いませんよね(笑)
今「は？」という声が聞こえてきそうですが続けます。
許せないのに『許しました』という方が、実はよっぽど自分に不誠実で、自分を蔑ろにしています。
だって、嘘をついていますからね。
自分に。
嘘から出たまこと方式で、許した許した、と言い続けていれば、いつか許せる日が来るかもしれません。
でも、それまで許せないとキーキー思っている相手のことを、許せたって言い続けるのは辛くないですか？
嘘は体にも、気持ちにも負担になります。
なので、自分に嘘をつかないことのほうが、許せない相手を無理矢理許そうとするより、よほど自分のためになります。
「今」許せないのであれば、「今」は許さなくていい。
そんなスタンスでいきましょう。
５０年この先許せないかもしれないし、１時間後に許せるかもしれないし。
それはわかりません。
でも「今」許せない事実があれば、それはそれ。
だからって、あなたや私たちが不幸になるとかありませんから。
さとこ調べだと、許さなければ癒されないという、誤解があるからではないかと推測しています。
誰か・何かを許さなければ癒されないというのであれば、３５億以上の人が、癒されてないですね(笑)
順番もまるで許す→癒される、みたいな感じになってますが、誰が決めたー！と天地に向かって大声で叫びたくなります。
逆に、許せないにまつわる、怒りや悲しみや空しさが癒されるば（ヒーリングされれば）
つるっと許せたり、許す過程を素っ飛ばして、どうでもいいって思えたりします。
ホントね、人間ってそんなもんなのです。
私は自分のクライアントさんたちに「許したければ許せばいいし、許したくなければ許さなくていい」と伝えています。
「ただ、許さなくてもいいから、あなたは癒されましょう」と言います。
相手を許さないかわりに、自分が癒されないという構図で、誰か幸せになるでしょうか。
そして、あなたが癒されない状態でいた所で、許せない相手が苦しんだり悲しんだりしているわけではありません。
これで私達が葛藤の中で唸っていて、許せない相手もうんうん唸っているなら、許さない甲斐もありますが(笑)
残念ながら、私たちの許せない気持ちと、相手方の幸せは比例しません。
だったら、許す・許さないは横に置いておいて、まずあなたが幸せになるために癒されてしまうことをお勧めします。
繰り返しますが「癒されたら、許さなくちゃいけない」のではありません。
「癒されても、許す・許さないは自由」です。
なので、あなたがラクになるために、自分が癒されること（ヒーリング）は受け取ってしまいましょう！
そうしたら、エネルギー不足に感じていることが解消されて、叶えたいものを現実化する体力やパワーが戻ってきます。
許すことが条件で癒されるのではなく、無条件で癒される！がヒーリングの基本です。
